2013_10
16
(Wed)23:15

優の弱点

Category: 小話
「大丈夫? 優」
明美が訊ねると、横になっている優は明美の方を見た。
明美の他にも緑、太一、母が顔を覗かせる。
父は書類の手続きをしているため、席をはずしている。
優はテレビを見ている途中で倒れてしまい病院に運ばれたのだ。
「僕としたことが、格好悪いねぇ」
優が起き上がろうとすると、明美が止めた。
「まだ顔色が悪いわ、休んでなきゃダメよ」
明美は真剣に言った。
明美の言葉に、優は渋々といった形で再び布団に潜り込む。
「優お兄ちゃん、どうして倒れちゃったの?」
太一が首を傾げる。
優は天井を見上げながら口を開いた。
「僕は怖いものが苦手なんだよね」
優はため息交じりに語る。
星野家が見ていたのは心霊映像の特集で、幽霊が出てきた瞬間に優は椅子から転げ落ちてしまったのだ。
「そうだったんだ……」
緑は憂鬱そうな表情を浮かべる。
優が倒れた時、一番動揺していたのも緑だった。
「これからは怖い映像特集は見ない方が良いわね」
母ははっきりと言いきった。

優はその後無事に退院し、普通の生活に戻った。
それから星野家では、ホラー映画や心霊映像を見る事が禁止になった。


優は怖い系が苦手です。

返信
ペチュニアさん>
台風で交通機関が乱れていましたので
自宅待機してました。
コーヒーの魅力はつきませんね

Omunaoさん>
朝の通勤に直撃して大変でしたね。
会社には行けましたか? 

藍音ななをさん>
血液がコーヒーというのは面白い発想ですね

イヴママさん>
コーヒーの香りはかぐだけで幸せですね

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